四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(8月2日発表)

大垣共立銀行(8361)

岐阜県西部地盤の大垣共立銀行(8361)はPBRが0.3倍割れ。中位行ながら、経常収益では上位に入る。7月には全行員対象に、平均約3.3%のベアを実施。今2024年3月期は中小企業向け融資が好調だ。

山口フィナンシャルグループ(8418)

山口フィナンシャルグループ(8418)は傘下に山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行を抱える。今2024年3月期は外債の実現損がほぼ消える。大口向けの与信費用も剥落し、増益が見込まれる。100億円を上限とした自己株取得も実施している。

コンコルディア・フィナンシャルグループ(7186)

コンコルディア・フィナンシャルグループ(7186)は傘下に地銀首位級の横浜銀行と東日本銀行がある。さらに、神奈川銀行を6月に子会社化している。今2024年3月期も外債実現損があるものの、のれん益で純益が膨らむ見通しだ。