四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(6月17日発表)

「築地銀だこ」のホットランド

(3196)が4位。今2024年12月期の会社側の営業益予想は28億円(前期比25%増)だが、第1四半期は11億円(前期比67%増)と好発進。主力の「築地銀だこ」が好調なうえ、粗利率の高い酒場業態の客足も想定以上で推移しているため、四季報は夏号で営業益予想を40億円に引き上げた。

ブロンコビリー(3091)

名古屋地盤の郊外型レストランのブロンコビリー(3091)が入った。第1四半期(2024年1~3月)決算は営業益7.7億円(前年同期の2.6倍)と好発進。会社通期計画の19.5億円に対する進捗率は4割近い。既存店でディナー客が想定を上回り、前期の値上げも効いている。

はアシックス(7936)

第1四半期に当たる1~3月の営業益は338億円と前年同期比で5割超拡大し、最初の3カ月だけで会社の通期営業益計画(580億円)に対する進捗率は6割近い。単価の高いランニングシューズの中核モデルが国内外で販売好調なうえ、レトロスニーカーのオニツカタイガーが訪日客に大人気だ。こうした状況を勘案し、四季報は通期予想を大幅に引き上げた。