四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(3月11日発表)
アイ・ホールディングス(3382)
現状ではどうかというと、前号発売時点では220近い銘柄の投資単位が50万円を超えており、そのうち56社が日経225採用銘柄。セブン&アイ・ホールディングス(3382)などいくつかの会社は株式分割を発表しており四季報にもその旨が書かれていたが、昨年12月時点で投資単位が50万円超だったので、この社数に含めている。ちなみに、日本の主力である証券コード6000番台(機械・電機)は52社で最も多かった。
古野電気(6814)
新NISA関連としては、個人投資家に認知されているBtoCビジネスを展開する会社は株が買われやすく、上昇は継続するだろう。防衛関連銘柄は思惑で動いていたが、業績に反映され始めるのは今後のこと。NECは200億円規模の設備投資を行い、魚群探知機や船舶レーダーを取り扱う古野電気(6814)も売り上げ増といわれているが、本格的に動くのはこれからだ。
日本マクドナルドホールディングス(2702)
DOEを分解すると配当性向×自己資本利益率(ROE)となり、前者の目安は30%で後者は8%なので、DOEは2.4%が基準。日本マクドナルドホールディングス(2702)はちょうどこの水準だ。四季報の新春号ではDOEが特集されていたので保存しておくとよいと思う。